いつもジンジャーをご利用いただきありがとうございます。
2024年3月11日(月)にジンジャーワークフローの仕様変更を実施します。
詳細は以下のとおりです。
条件分岐の条件を追加 (役職/計上部門/金額/選択肢)
【概要】
条件分岐で設定できる条件を追加します。
今回の変更により、役職や申請者が入力した内容(計上部門/金額/数値/選択肢)により承認ルートを分岐できるようになります。
【影響】
管理者画面
・ワークフロー>申請フォーム>条件分岐
・ワークフロー>申請フォーム>条件分岐CSV
・ワークフロー>申請フォーム>項目・レイアウトタブ
・インポート
従業員画面
・申請画面
・承認画面
【詳細】
条件分岐として設定できる条件の種類を追加します。
■変更前
・所属グループ
・その他の所属グループ
■変更後
・所属グループ
・役職
・計上部門
・その他所属グループ
・その他役職
・その他計上部門
・入力形式が以下の項目
金額/数値/プルダウン/ラジオボタン/
チェックボックス
条件詳細
所属グループ
申請者の所属グループによって承認ルートを変更する場合に利用します。
本仕様変更により、条件に指定する所属グループを複数選択できるように変更します。
役職
申請者の役職に応じて承認ルートを変更する場合に利用します。
例)本部長またはシニアマネージャーの場合は承認ルートA/その他役職の場合は承認ルートB
計上部門
申請書に入力された計上部門に応じて承認ルートを変更する場合に利用します。
例)計上部門AまたはBの場合は承認ルートA/その他計上部門の場合は承認ルートB
申請書に計上部門が設定されていない場合、条件分岐を設定できません。
入力形式:金額/数値の項目
申請書に入力された数値に応じて承認ルートを変更する場合に利用します。
入力形式が金額または数値で作成されている新規項目が対象です。
※1つの優先順位に対して2回まで設定できます。
例)金額が10,000円以上50,000円より小さい場合は承認ルートA/50,000円以上は承認ルートB
入力形式:プルダウン/ラジオボタン/ チェックボックスの項目
申請者が選んだ選択肢に応じて承認ルートを変更する場合に利用します。
入力形式がプルダウン/ラジオボタン/チェックボックスで作成されている新規項目が対象です。
※1つの優先順位に対して2回まで設定できます。
例)購入品種別(プルダウン形式)が営業関連の場合は承認ルートA/開発関連の場合は承認ルートB
- 申請者の入力内容によって条件分岐が設定されている場合、承認ルートの更新は以下のタイミングで実施されます。
・[承認ルート確認]をクリック
・[申請]をクリック - 承認者が条件分岐が設定されている項目の値を編集しても、承認ルートは更新されません。
申請時に入力された値を参照して承認ルートを適応します。
AND条件の設定例
役職が本部長かつ種別が営業関連かつ金額が30,000より小さい申請書の場合は、承認ルートAになるように設定されています。
OR条件の設定例
役職が本部長またはシニアマネージャーかつ種別が営業関連かつ金額が30,000より小さい申請書の場合は、承認ルートAになるように設定されています。
項目IDの追加
【概要】
項目追加・編集画面にてIDの項目を追加しました。
【詳細】
申請区分が人事またはカスタム区分の申請フォームに登録されるすべての項目に対してIDを自動付番します。
IDは項目・レイアウトタブにて[保存]を押下した際に1から昇順に付番されます。
付番されたIDは項目追加・編集画面で確認できます。
※ IDをユーザー側で設定・変更できません。
CSVフォーマットの変更
【概要】
CSVフォーマットの内容を変更します。
また、CSVダウンロード画面にて「条件分岐(勤怠)」を追加します。
【詳細】
■変更前
CSVフォーマットは、勤怠と人事区分で共通のフォーマットを利用しています。
■変更後
CSVフォーマットの内容を変更し、勤怠と人事区分を別のフォーマットに変更します。
※ 勤怠側のCSVは従来のフォーマットから変更ありません。
CSVダウンロード画面にて人事またはカスタム区分の場合は「条件分岐」を選択、勤怠の場合は「条件分岐(勤怠)」を選択してください。
上記に伴い、編集したCSVをインポート画面からアップロードする際の選択肢に「条件分岐(勤怠)」を追加します。
項目詳細
「*」必須項目
項目 | 詳細 |
---|---|
*条件分岐ID | 設定する条件分岐のIDを入力します。 |
*改定名 | 条件分岐名を入力します。 |
*改定日 | ワークフローの適用日を入力します。 (yyyy/mm/dd形式) |
*申請区分ID | 申請の区分IDを入力します。 |
*申請フォームID | 申請フォームのIDを入力します。 申請フォーム一覧画面で確認ができます。 |
*条件分岐コード | 各条件分岐にも半角数字で番号を振ります。 |
*優先順位 | 使用条件の優先順位を設定します。 ワークフローを適用させたい順を入力します。 |
所属グループID | 設定する所属グループのIDを入力します。 |
その他所属グループ(0:利用する) | その他所属グループを指定する場合0と入力 |
役職ID |
設定する役職のIDを入力します。 |
その他役職(0:利用する) | その他役職を指定する場合0と入力します。 |
計上部門ID | 設定する計上部門のIDを入力します。 |
その他計上部門(0:利用する) | その他計上部門を指定する場合0と入力します。 |
項目ID |
金額または数値の入力形式を利用した項目のIDを入力します。 |
数値(0:大きい,1:小さい,2:等しい,3:等しくない,4:以上,5:以下) |
設定する符号のIDを入力します。 0:大きい |
数値 | 条件分岐の基準となる数値を入力します。 |
項目ID | プルダウン/チェックボックス/ラジオボタンの入力形式を利用した項目のIDを入力します。 |
選択肢ID | 項目に設定されている選択肢のうち、条件分岐の基準となる選択肢IDを入力します。 |
共通承認ルートID | 設定する承認ルートのIDを入力します。 |
申請フォームに件名/備考を追加
【概要】
すべての申請フォームに件名と備考がデフォルト項目として設定されます。
件名/備考に記載された内容は各一覧画面のレコードに表示されます。
【影響】
管理者画面
・ワークフロー>申請フォーム>項目・レイアウトタブ
※ 今回の変更内容は申請区分が人事またはカスタム申請フォームのみ対象です。
従業員画面
・申請画面
・承認画面
・各一覧画面
【詳細】
管理者画面>申請フォーム>項目・レイアウトタブにデフォルト項目として件名と備考を追加します。
件名と備考は表示順を変更できず、必ず件名が最上部に、備考が最後部に設定されます。
※申請フォームを新規追加する場合、 項目区分の初期値は「任意」です。
※すでに作成された申請フォームの場合、項目区分の初期値は「非表示」です。
管理者画面にて件名または備考が必須または任意項目で設定されている場合、申請画面では以下のように表示されます。
従業員が申請時に入力した内容は、それぞれ以下の形式にて一覧画面に表示されます。
・入力形式がテキストフォーム/ロングテキストエリアの項目
→ 既存のデータを新しく追加する「件名」「備考」に反映します。
・それ以外の入力形式の項目
→ 同じ申請フォーム内に同じ名前の項目を保存できないため、既存の項目名の末尾に「_(アンダーバー)」をつけるデータ修正を実施します。
例)「件名」という項目名の場合は「件名_」と作成されます。
一覧で進捗を確認できるようにする
【概要】
一覧のステータスをクリックすると承認履歴画面が表示されるよう変更します。
現在どの従業員が承認しているかを一覧画面から確認できるようになります。
【影響】
従業員画面
・各一覧画面
入力形式に「見出し」を追加
【概要】
新規項目の入力形式に見出しを追加します。
【影響】
管理者画面
・ワークフロー>申請フォーム>項目・レイアウトタブ
従業員画面
・申請画面
・承認画面
【詳細】
管理者画面>申請フォーム>項目・レイアウトタブにて項目を追加する際に新規項目を選択した場合、入力形式に「見出し」が表示されます。
「項目名」に見出しとして表示したい内容を記載します。
※ 最大50文字まで入力できます。
項目レイアウトタブの一覧画面にて「管理者」のアイコンが表示されます。
従業員画面>申請/承認画面にて以下のように表示されます。
見出しに設定した項目はPDF/CSVには出力されません。
あくまで指示書きの利用用途のため、補足文と同様の扱いです。
既存項目に参照項目を追加
【概要】
項目レイアウトタブで項目を追加する際に、既存項目の仕様を変更します。
既存項目を選択すると、ジンジャーの内部マスタ情報を参照しプルダウン選択できる項目を追加します。
今回のリリースでは、従業員/所属グループ/計上部門が追加されます。
【影響】
管理者画面
・ワークフロー>申請フォーム>項目・レイアウトタブ
従業員画面
・申請画面
・承認画面
【詳細】
管理者画面>申請フォーム>項目・レイアウトタブにて項目を追加する際に、既存項目を選択した場合は「利用方法」が新しく追加されます。
更新を選択した場合
今まで既存項目に表示されていたデータベース連携できる項目が選択肢として表示されます。
この項目の仕様に変更はありません。
参照を選択した場合
ジンジャーでマスタを持っている情報を参照しプルダウンで選択できる項目が表示されるようになります。
・従業員 ※
・所属グループ ※
・計上部門
※ 新規項目>入力形式>従業員氏名/所属グループを、既存項目>参照に移動しました。
ただし、既存項目が利用できないデフォルト申請フォームについては引き続き新規項目>入力形式に表示されます。
【従業員/所属グループを項目として設定した場合】
従業員画面>申請画面では今までと同じように、ジンジャーに登録されている従業員データ、所属グループを参照しプルダウンで選択できます。
【計上部門を設定した場合】
従業員画面>申請画面では以下のように表示されます。
また、選択された内容に応じた条件分岐を設定できます。
※複数選択できます。
コメントを保存しても編集内容を保持する
【概要】
従業員画面>承認画面にて申請書の内容または承認者/回覧者の編集をした後に、コメントを保存した際の挙動を変更します。
【詳細】
■変更前
コメントのみ保存され、編集内容が保持されません。
■変更後
コメントを保存しても、編集内容が保持されるようになります。
【影響】
従業員画面
・承認画面
承認一覧(未対応)に申請者氏名検索項目を追加
【概要】
承認一覧(未対応)の検索項目に「申請者」を追加します。
この変更により、自身が承認する申請書を探す際に申請者をキーにして検索できるようになります。
【影響】
従業員画面
・承認一覧(未対応)
項目追加編集画面のボタン名称を変更
【概要】
管理者画面>ワークフロー>申請フォーム>項目・レイアウトタブ>項目追加・編集画面のボタン名称を「保存」から「確定」に変更します。
項目追加・編集画面のボタンでは変更内容は保存されず、項目・レイアウトタブの右上にある[保存]をクリックする必要があるため、適切な言葉に変更します。
【影響】
管理者画面
・ワークフロー>申請フォーム>項目・レイアウトタブ
申請フォーム編集にて保存後も操作時点の画面にとどまる
【概要】
管理者画面>ワークフロー>申請フォーム>各タブにて内容を編集し、保存した後の挙動を変更します。
【詳細】
■変更前
内容を編集し、画面右上の[保存]をクリックすると、申請フォーム一覧画面に移動します。
■変更後
内容を編集し、画面右上の[保存]をクリックした後も、操作時点の画面にとどまるようになります。
【影響】
管理者画面
・ワークフロー>申請フォーム>各タブ>編集画面
以上です。
皆さまのご要望に基づき、新機能開発、機能改善を進めてまいりますので、
引き続きよろしくお願いいたします。
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【仕様変更予定日時】
3月11日(月)22:00~3月12日(火)5:00
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