いつもジンジャーをご利用いただきありがとうございます。
2025年11月11日(火)にジンジャー給与の仕様変更および機能アップデートを実施しました。
詳細は以下のとおりです。
※仕様変更の内容はすでに【告知】として広報しています。
目次
機能アップデート
・給与明細の名称を任意変更できるようにする
・雇用保険料・労災保険料の料率自動反映
仕様変更
・確定拠出年金の抽出ロジックの変更
・令和8年1月以降支給の給与計算/賞与計算における所得税控除対応について
・年末調整の扶養親族の死亡年月日が入力ありの場合の判定ロジックを追加
・支払日を基準に扶養人数を判定し所得税計算をする
機能アップデート
給与明細の名称を任意変更できるようにする
概要
給与明細の明細書名称が任意で設定できるようになりました。
給与設定>支給明細項目>[基本情報]タブにて、「変数名」「差し込み変数」の項目を追加しました。
【変数名の選択肢】
・処理年月(前月)
・処理年月(当月)
・処理年月(翌月)
差し込み変数を明細書名称に使用して、明細書名称に表示したい処理月を自動で表示するように設定できるようになりました。
影響
給与設定>支給明細項目
給与計算>明細書出力にて出力されるPDF、公開されるWeb明細の名称
明細管理>給与明細にて出力されるPDF、公開されるWeb明細の名称
雇用保険料・労災保険料の料率自動反映
概要
人事設定>社保・労保>[労保事業所]タブ>[新規作成]または[詳細]で移動する編集画面にて、保険料率の自動反映ができるようになりました。
[料率自動反映]をクリックすると、保険料率自動反映画面が開きます。
雇用保険料と労災保険料の年度を選択し、[反映]をクリックすると、[保険料率]タブの各保険料率の入力欄に自動で値が反映されます。
ポン
[料率自動反映]は雇用業種と労災業種の両方が設定されている場合のみ使用できます。
雇用業種と労災業種のいずれかが未設定の場合は非活性になります。
影響
【人事設定】
社保・労保>[労保事業所]タブ>新規作成画面
社保・労保>[労保事業所]タブ>詳細>編集画面
仕様変更
確定拠出年金の抽出ロジックの変更
概要
年末調整>申告書情報登録>[申告書情報]タブにて、個人型確定拠出年金/企業型確定拠出年金の項目を追加し、年調収集のデータをそれぞれの項目に連携するように変更しました。
これにより、個人型と企業型の確定拠出年金を併用している従業員の確定拠出年金を正確に年末調整で反映できるようになりました。
影響
【年末調整】
申告書情報
申告書情報登録>[申告書情報]タブ
【インポート】
テンプレート一覧
変更前
現状、年調収集にて入力する企業型確定拠出年金加入者掛金/個人型確定拠出年金加入者掛金の合計を、年末調整>[申告書情報]タブ>個人型・企業型確定拠出年金に反映していました。
マッチング拠出金のデータを給与から取得すると、年末調整の個人型・企業型年金掛金の金額が上書きされてしまい、個人型と企業型を併用して利用している従業員の確定拠出年金の金額を正しく表示できませんでした。
変更後
年末調整>[申告書情報]タブに下記項目を追加しました。
・個人型確定拠出年金
・企業型確定拠出年金
年調収集のデータを連携する場合、個人型確定拠出年金/企業型確定拠出年金のそれぞれの項目へ反映します。
個人型・企業型年金掛金へは個人型確定拠出年金/企業型確定拠出年金の合計を反映します。
年末調整>申告書情報登録>[一括再抽出]をクリックして表示されるモーダルに下記チェックボックスを追加しました。
・企業型DC(マッチング拠出)のデータを取得する
チェックを入れると給与計算にて控除している企業型DC(マッチング拠出)のデータを取得し、企業型確定拠出年金の値を更新します。
また、インポート>インポートにて、年末調整の申告書情報のインポート項目に下記を追加しました。
・個人型確定拠出年金
・企業型確定拠出年金
あわせてインポート>テンプレート一覧にて作成するテンプレートの申告書情報にもこちらの項目を追加しました。
令和8年1月以降支給の給与計算/賞与計算における所得税控除対応について
概要
令和7年の税制改正にて、所得税の基礎控除、給与所得控除の見直しと、特定親族特別控除が創設されるにあたり、ジンジャー給与の給与計算/賞与計算にて計算に使用される各種控除額が変わりました。
税制改正の詳細についてはこちら
影響
【給与計算】
給与データ訂正>[従業員情報]タブ
月次計算
【賞与計算】
賞与計算
【エクスポート】
給与>[デフォルトテンプレート]タブで出力できる給与差分レポート(XLSX)
変更後
ポン
【変更後の給与/賞与の控除額について】
税制改正後の控除額は、2026年1月以降に支給される給与/賞与の計算に使用します。
処理月が2025年12月であっても支給日が翌月の場合は、税制改正後の控除額を計算に使用します。
【給与所得控除額の変更】
給与所得控除の最低保証額が55万円から65万円に引き上げられたことをうけて、給与計算で使用する所得控除額を変更しました。
賞与計算についても同様に所得控除額を変更しました。
【特定親族特別控除の追加】
給与計算時の扶養控除額の算出ロジックについて、扶養親族等の人数を「源泉控除対象配偶者」と「源泉控除対象親族」の合計数で計算するように変更しました。
それに伴い、給与計算メニューにて下記項目を画面に追加しました。
給与計算>給与データ訂正>[従業員情報]タブ
・特定親族人数
・源泉控除対象親族数
源泉控除対象親族数は、一般扶養人数/特定扶養人数/老人扶養人数/特定親族のうち所得見込額が58万円超100万円以下の19歳以上23歳未満の人数の合計を表示します。
賞与計算についても同様に扶養控除額の算出ロジックを変更しました。
【基礎控除額の変更】
給与計算/賞与計算にて使用する基礎控除額を変更しました。
【「賞与に対する源泉徴収税の算出率の表」の税率の変更】
賞与の所得税の計算について、課税区分が甲欄かつ、課税対象額が前月給与課税対象額の10倍以下の場合に使用する「賞与に対する源泉徴収税額の算出率の表」の税額を変更しました。
【給与差分レポートへ特定親族人数を追加】
エクスポート>給与>[デフォルトテンプレート]タブで出力できる給与差分レポート(XLSX)について、[従業員情報]の特定扶養人数(差分)列の右に以下の列が追加されました。
・特定親族人数_yyyymm:当月
・特定親族人数_yyyymm:前月
・特定親族人数(差分)
年末調整の扶養親族の死亡年月日が入力ありの場合の判定ロジックを追加
概要
2025年以降の年末調整の扶養親族の判定ロジックを変更しました。
影響
【年末調整】
年末調整>[扶養情報]タブ
年末調整>[申告書情報]タブ>摘要欄
変更前
年末調整の扶養親族の判定ロジックについて、死別の場合の考慮がされていませんでした。
変更後
年末調整>[扶養情報]タブの下記項目の判定ロジックについて、死亡年月日が空欄または年末調整実施年の1月1日以降であれば、扶養親族としてカウントし、翌年以降の年末調整では扶養親族にカウントしないように変更しました。
- カテゴリ:配偶者
特別障害者、同居特別障害者、同一生計配偶者 - カテゴリ:扶養親族
一般障害者、特別障害者、同居特別障害者
例)
年末調整実施年が2025年の場合の扶養親族の死亡年月日の判定
・死亡年月日:2025年10月31日
死亡年月日が年末調整実施年内のため、扶養親族としてカウントする
・死亡年月日:2026年2月3日
死亡年月日が年末調整実施年の翌年にあるため、扶養親族としてカウントする
・死亡年月日:2024年12月31日
死亡年月日が年末調整実施年以前にあるため、扶養親族としてカウントしない
ポン
上記以外の項目については、判定ロジックの変更をしていません。
現在の仕様で従業員管理>家族>[扶養家族]タブにて死亡年月日を入力すると自動で税扶養終了日が反映されるため、死亡年月日ではなく税扶養終了日を判定ロジックに使用しています。
支払日を基準に扶養人数を判定し所得税計算をする
概要
給与計算および賞与計算について、扶養親族の判定基準を処理月から支払日に変更しました。
影響
【給与計算】
計算処理
給与データ訂正>[控除項目]タブ
給与データ訂正>[従業員情報]タブ
【賞与計算】
計算処理
変更前
変更前は、処理月を基準に扶養親族を判定していました。
例)
給与計算処理月が2024年12月
2025年1月1日より税扶養開始の扶養親族あり
給与支払日が2025年1月25日
給与計算処理月が扶養親族の判定の基準になるため、上記の場合は税扶養人数に含まれません。
変更後
支払日を基準に扶養親族の判定がされるようにロジックが変わりました。
ロジックの変更に伴い、支払日が年をまたぎ、扶養開始日が支払日と同年の扶養親族がいる場合は扶養人数に含めて所得税の計算がされるようになりました。
例)
給与計算処理月が2024年12月
2025年1月1日より税扶養開始の扶養親族あり
給与支払日が2025年1月25日
上記の場合は税扶養人数に含めて所得税の計算がされます。
以上です。
皆さまのご要望に基づき、新機能開発、機能改善を進めてまいりますので、
引き続きよろしくお願いいたします。
【機能アップデートおよび仕様変更日時】
11月11日(火)22:00~11月12日(水)5:00