いつもジンジャーをご利用いただきありがとうございます。
2024年4月8日(月)にジンジャー給与の機能アップデートおよび仕様変更を実施しました。
詳細は以下のとおりです。
給与計算:当月徴収の退職者の社会保険徴収ロジックの追加・変更
【概要】
先日のリリースにて対応した、当月徴収における社会保険の控除ロジックを変更・追加しました。
※先日のリリース内容はこちら
追加/変更点は以下です。
・給与処理月>退職月の場合、社会保険料を0にする
・事業主保険料に従業員と同様のロジックを適用する
【影響】
給与設定>給与運用>健保厚年徴収区分が「当月徴収」の場合の、給与計算の社会保険料(健康保険料/介護保険料/厚生年金保険料/厚生年金基金保険料)の計算
■変更前
以下の条件をすべて満たす場合は、社会保険料が0となっていました。
・給与設定 > 給与運用>健保厚年徴収区分が「当月徴収」
・処理月 = 退職年月日の退職月が一致する場合
・退職年月日が月末最終日以外
・入社年月と退職年月が一致しない場合
■変更後
給与設定>給与運用>健保厚年徴収区分が「当月徴収」の場合、以下の①、②の条件に応じて分岐します。
①処理月 = 退職年月日の場合
→以下の条件を満たすとき、社会保険料が0となります。
・退職年月日が処理月の月末最終日以外
・入社年月と退職年月が一致しない
②処理月 > 退職年月日の場合
→条件を問わず、社会保険料が0となります。
※今回のリリースで事業主保険料も同様のロジックを追加します。
賞与支払届出力画面にて社保加入区分で絞り込みができる機能を実装
【概要】
賞与支払届出力画面にて社保加入区分で絞り込みができる機能を実装しました。
【影響】
賞与計算>賞与支払届
■変更前
賞与支払届の出力において、社会保険の加入者に絞った抽出はできませんでした。
■変更後
社保加入区分の検索フィルタを追加し、社保加入者のみ表示/賞与支払届を出力できます。
※デフォルトでは社保加入区分:加入となっている従業員を一覧表示します。
賞与計算:STEP2の税/社保更新の更新対象者表示条件の変更
【概要】
賞与計算のSTEP2:税/社保更新にて、社会保険の更新対象者の表示ロジックを変更しました。
【影響】
賞与計算>STEP2
■変更前
新規計算開始時に設定した、処理基準日時点の生年月日にて判定していました。
■変更後
新規計算開始時に設定した、支給日が属する月の末日時点での生年月日にて判断します。
賞与計算:月途中退職者の社会保険料控除ロジックの変更
【概要】
月途中退職者の賞与計算における社会保険料の控除ロジックを変更しました。
【影響】
給与設定>給与運用>健保厚年徴収区分が「当月徴収」の場合の、賞与計算の社会保険料(健康保険料/介護保険料/厚生年金保険料/厚生年金基金保険料)の計算
■変更前
賞与の支給日/従業員の退職日に関わらず、社会保険料が控除されていました。
■変更後
退職年月日が"支給日"が属する月の末日より前の場合、社会保険料を控除しません。
例)退職年月日:3月15日/賞与の支給日:3月10日の場合
→3月31日より退職年月日が前のため、社会保険料を控除しない
※退職年月日:3月31日(月末)/賞与の支給日:3月10日の場合は、社会保険料を徴収します。
退職金計算:住民税を退職金から控除できる機能を実装
【概要】
通常給与から控除している住民税の残額を、退職金から控除できる機能を実装しました。
【影響】
・給与設定>給与体系
・給与設定>共通項目名称
・退職金計算>データ訂正
・給与計算>振込データ(住民税)
・レポート>給与レポート>デフォルトテンプレート>退職金支給控除項目一覧表
・レポート>給与レポート>カスタムテンプレート
・インポート
■変更前
退職者において、住民税の残額は給与計算時に控除されていました。
■変更後
退職金控除項目に「住民税(給与)」の項目を追加しました。
退職者において、退職金計算>データ訂正にて、本項目に住民税の残額を入力することで、退職金から控除できます。
なお、本項目に入力した場合は、住民税のFBデータ内の数字に影響します。
※詳細はこちら
以上です。
皆さまのご要望に基づき、新機能開発、機能改善を進めてまいりますので、
引き続きよろしくお願いいたします。
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【機能アップデートおよび仕様変更日時】
4月8日(月)22:00~4月9日(火)5:00
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