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2024年7月8日(月)にジンジャー給与の機能アップデートおよび仕様変更を実施しました。
詳細は以下のとおりです。
給与体系ごとに健保厚年徴収区分/住民税徴収区分を設定できる機能を追加
概要
給与設定>給与運用の健保厚年徴収区分と住民税徴収区分を、給与体系ごとに設定できるようになりました。
影響
【給与設定】
・給与運用
・給与体系
【インポート】
給与計算
【給与計算】
・STEP2
・STEP5
・給与データ訂正
・給与データ一括訂正
【エクスポート】
給与設定レポート
【従業員管理】
社保・労保>報酬月額の給与徴収月
変更前
給与設定>給与運用にて、健保厚年徴収区分は「当月徴収」か「翌月徴収」のいずれか、住民税徴収区分は「当月徴収」か「翌月徴収」か「前月徴収」のいずれかを選択していました。
選択した内容はすべての給与体系に共通で適用されていました。
変更後
給与設定>給与運用にて、健保厚年徴収区分と住民税徴収区分に「給与体系単位で設定」の選択肢を追加しました。
「給与体系単位で設定」を選択した場合、給与設定>給与体系にて、給与体系ごとに健保厚年徴収区分と住民税徴収区分を設定できるようになります。
また、給与計算>月次計算のSTEP2にて、健保厚年徴収区分を選択する箇所を追加しました。
本画面では、選択した対象者表示条件と健保厚年徴収区分に該当する従業員のうち、税/社保更新の対象者となる従業員を表示します。
※給与設定>給与運用にて「給与体系単位で設定」以外を選択している場合、その選択肢のみが有効となります。
※給与設定>給与運用にて「給与体系単位で設定」を選択している場合、デフォルトでは以下が選択されます。
・対象者表示条件:前月の給与処理月の末日 ≧ 生年月日の前日
・健保徴収区分の設定:翌月徴収
e-gov向けのCSVデータへEOFを追加
概要
先日の下記のリリースにてe-gov向けのCSVデータからEOFを削除しましたが、元の仕様に戻すためEOFを追加する対応をしました。
出力したCSVをExcelで編集して保存すると、Excel側の仕様により意図しない内容でデータが保存され、e-govに取り込む際にエラーが発生する事象を確認したためです。
※EOFがある場合も同様に、CSVをExcelで編集すると意図しない内容でデータが保存され、e-govに取り込む際にエラーが発生しますが、EOFがある状態の方が影響度が低いと判断しました。
影響
【賞与計算】
賞与支払届>[CSV出力]にて出力できる賞与支払届
【月変算定】
・結果出力>[CSV出力]にて出力できる算定基礎届
・結果出力>[CSV出力]にて出力できる月額変更届
年度更新の概算保険料の労災保険料率の参照方法を変更
概要
年度更新のSTEP2の概算保険料について、対象の労災保険料を一度保存のうえで計算に使用するように変更しました。
影響
【年度更新】
STEP2
変更前
年度更新の対象年度の翌年度末以前で最新の履歴に登録した労災保険料率を直接参照して、概算保険料を計算していました。
変更後
年度更新の対象年度の翌年度末以前で最新の履歴に登録した労災保険料率を、年度更新の実施時に一度保存し、概算保険料の計算に使用します。
これにより、年度更新の実施後に、人事設定>社保・労保>労保事業所にて保険料率を変更した場合、変更後の料率を反映させるためには再抽出が必要となります。
以上です。
皆さまのご要望に基づき、新機能開発、機能改善を進めてまいりますので、
引き続きよろしくお願いいたします。
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【機能アップデートおよび仕様変更日時】
7月8日(月)22:00~7月9日(火)5:00
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